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中部山岳スティープスキー / 三浦 大介

3,800円

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本書は、三浦大介氏が1980年代後半から現在に至るまで滑降してきた「中部山岳エリア」のスティープ(急斜面)ルートを厳選した100本を紹介する記録集兼ガイドブック。 山岳スキー愛好家、特にバックカントリーや技術志向のスキーヤーにとって貴重な資源と言える。紹介されている山域は非常に幅広く、北アルプスを中心に、上信越、頸城山塊、中央・南アルプス、八ヶ岳、さらには富士山まで含まれている。 各ルートには、三浦氏自身の経験を交えた滑降記録、ルートの特徴、雪や地形の危険性、技術的なチャレンジポイントなどが詳細に記されており、単なるガイド本にとどまらない深みがある。著者である三浦大介は、1964年生まれで、幼少から登山・スキーに親しみ、スキーアルピニズムの分野で国内外で活躍してきた。 特に中部山岳における「45度以上の急斜面(スティープライン)」に挑み、200本以上滑降、うち約100本が初滑降という実績を持つ。 また、山や雪崩、道具に対する深い知識と緻密なリスク管理の姿勢から、多くの登山者・スキーヤーから尊敬されている。本書は理論的な分析や技術記述だけでなく、三浦氏の滑降者としての情熱や探求心も強く伝わってくる構成になっており、単なるルート紹介の枠を超えて「スキーアルピニズムの思想書」としても読める。 美しい写真や地図も交えられており、実際に滑る際のガイドとしてはもちろん、読み物としても楽しめる。さらに、スキー技術者や中・上級者だけでなく、山スキーに興味を持ち始めた人や、斜面の地形を読みたい人にも役立つ内容が詰まっており、日本のスキー文化・山岳文化を深く知る一冊だ。

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