35年以上サーフィン雑誌の編集者をやってきた店主が、唯一どう頑張っても敵わないと思わされたのが、プロサーファーで映画監督でもある桝田琢治が1990年代後半にリリースした『SUPER X MEDIA』でした。なんせバリバリなドメスティックのサーフィン界にズブズブと浸り込んでいた店主とは真逆で、彼が作ったこのサーフィン・カルチャー誌は、表紙をアーティストのバリー・マッギーの作品が飾り、誌面はサーフィン・フォトグラファーの巨匠であるアート・ブリューワーが稀代のサーフスターたちを切り取った写真が散りばめられている。桝田琢治とは同じ歳ということもあって、彼の動向は常に店主にとってリスペクトと共に憧れと最大級のインパクトとして追い続けてきました。そんな『SUPER X MEDIA』の集大成とも言えるのがこの2003年にリリースされた『SUPER X MEDIA COMBINE』です。
しかもこの一冊は、桝田琢治とも交友関係にあり誌面にも作品を提供している写真家の横山泰介氏に贈られたもので、それを示す桝田琢治の直筆サインのある貴重は本となります。この一冊を市場で見つけたときには思わず叫んでしまったほどです。なぜこの本が市場に出回っていたのかは謎ですが、間違いなく世界に一冊しかない、日本のサーフカルチャーに深く係る本であることは間違いないでしょう。
少々値は張りますが、家宝にできるくらいのお宝です。