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ロミイの代辯: 寺山修司単行本未収録作品集

1,500円

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寺山修司という“爆弾”の未処理領域を掘り起こす、禁断のアーカイブ。『ロミイの代辯』は、天才・寺山修司の“単行本未収録”の詩、散文、批評、戯曲断片を一冊にまとめた、いわば “寺山の影の領域” を掘り起こすアーカイブだ。 寺山修司という爆発的人物を語るとき、その代表作ばかりが語られがちだが、この本はむしろ、寺山が街を歩き、深夜の喫茶店で書き殴り、旅先で拾った言葉の断片、怒りや欲望の素形がそのまま閉じ込められている。寺山は常に“外側にいる人々”を代弁し続けた作家だった。 アウトロー、夢想家、敗者、孤独な若者、都市の底に沈んだ声。それらの“声なき声”を拾い上げ、詩にも散文にも報告書にもならない奇妙な形式で残したのが本書だ。 ここには、新聞記者のルポでも学術的批評でもない、“寺山修司という人間が一人で街と格闘した記録”が、むき出しのまま収められている。文章は鋭く、残酷で、やたらと美しく、時に呪文のように読む者を絡め取る。都市の匂い、夜の湿気、言葉の棘、若者の焦燥。寺山の“思考の即興劇”が、そのまま紙に焼き付いたようだ。 この本は、寺山の世界を“完成品”ではなく“生成中の現場”として味わえる貴重な一冊であり、サブカルチャー、アンダーグラウンド、アウトサイド文学を辿る者にとって、避けて通れない資料でもある。

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